怖かった 怖かった だから 逃げた 嫌だった 『由香里はもう4歳だからおにいちゃんとお留守番できるよね?』 『ゆぅはもう大きいから一人でお留守番できるよな?』 私は 「うん…いってらっしゃい」 と言うしかなかった 誰もいない暗い部屋に一人 だからせめて 明るい世界に飛び出したかったのかもしれない 今日こそは何を言われても泣かない …だけどやっぱり 耐えられなかった 私は公園を飛び出していった その時 すれ違ったのが 君だった