それは 幼い頃の 小さな記憶 人よりか、私の見上げる空は低かった しゃがんでうずくまって、泣いてばかりだった空には いつしか『男の子』という影ができていた だけど 光が差し込むことができたのも その『男の子』のおかげだった… 『…由香里?何考えてんだよ』 「……彼方背が高いなぁーって」 私の顔を覗き込む彼は 『何だよそれ』と言って笑っていた 君が笑うたびに 私の空は高く、広くなる 今 私が見上げる先にあるのは 大きな空と 大きな貴方 それが一番 幸せなのかもしれません END