仕事終了して、婦長さんに、その日の事を報告。 「亜紀?何か凄く顔色悪いよ?大丈夫?内科の柴田先生に診てもらう?」 同期の由里が声をかけてきた。 「ん……大丈夫。 明日、休みだからゆっくり寝るよ。」 「気をつけて帰りなよ?」 「有難う。」 高田先生と約束した玄関先で、座って待っていると、「亜紀ちゃん、お待たせ」 私服に着替えた、高田先生が来た。 「亜紀ちゃん、具合悪いだろ?昼より顔色悪いくなってる。」