PURE~君想う空~

「実はね?三日前に高田先生に告られたんだぁ。」


「やっぱりかぁ」


腕組みした美月が、頷きながら言った。

「それで、それで?」


里沙は、目をキンキラさせながら身を乗り出した。


「里沙、近いよ…。想いが重なる訳じゃないのに、それでも好きって……。」


里沙と美月が、キャピりながら顔を見合わせた。


「付き合っちゃいな亜紀。」