世那のお母さんは すっごく若くて美人だった。 「世那…… あ、莎和ちゃん…?」 「はい…」 「初めまして、 世那の母です。」 「はじめまして…」 笑った顔は世那にそっくり。 「さゆりにそっくりね。」 「性格は日和そっくりよ…」 「そう…」 「まだ時間あるから 上行ってなさい」 「うん…」 世那の部屋に入った。