教室へ帰ると、お腹が痛かったんじゃないかと心配する桃と美紅。

ゴメンね と謝る私は、謝っているのにも関わらず嬉しくて笑っていた。

「結稀?何笑ってんのよー!こっちは本気で心配したのに!」

なんて、プクッと頬を膨らませる桃はお姫様のように可愛かった。

「ゴメンね。だって、つい1時間くらい前までは友達が出来るか不安でたまらなかったのに、今は…こんなにも良い友達が出来てる。それがすごく嬉しくて…」

って言うと、桃と美紅は笑ってくれた。

私はもう、この場所がすごく居心地が良くて、転校して来て良かったかも…なんて思ったんだ!


放課後、私は家に帰ろうと思い準備をしていると、桃が 一緒に帰ろ! と声をかけてくれた。

私は笑顔で うん! と言い、桃と美紅の3人で帰った。

嬉しい事に、桃も美紅も方向が一緒だった!

そして、さらに嬉しい事が!

実は、美紅の家はうちの家の隣の隣の家でした!

これには、3人共びっくり!

普段あまり笑わない美紅も
「まじで?!」

って、ビックリしながら笑ってた!

桃の家は、私の家から5分先の所にあるらしい。

でも、家が近いおかげで一緒に帰ったり、登校したり出来る。

今日はHappyだったなぁ!