ご飯食べないとかありえない!!

普通ご飯抜きなんて無理だよ!

色々考えながら一人でプンプンしてると、 おい と呼ばれ顔をあげると…口に柔らかいものが……

チュ

とリップ音がして、柔らかいものが離れる。

な…に……?

「あ、わり…」

彼はそう言うと屋上から出て言った。

は…?

「な…に……?あた…キ…」
あたし、キスされた?!

なんで?!
どーしよー!あたし、ファーストキスだったのに…

キスは将来結婚する人と!って決めてたのに…

どーしよー…
でも…嫌じゃなかった…

え?嫌じゃなかった?!
んなはずはない!
嫌だった!うん!最悪!
よし、今のは気持ちはなし!意味わかんなくなるからなし!

私は一人で突っ込みしたりしながら教室へ戻った。

教室に戻っても、キスの感触が消えなくて…思い出してみるとスゴい恥ずかしくなった。

だって、顔が…
キスした時に、あいつの顔が目の前にあって、よくわからない感覚にあった。

その後、桃と美紅が話しかけて来たけど、彼のキスが頭から離れなくて、ずっと上の空だった。