そうつぶやいた瞬間、遠くからファンファーレが聞こえたような気がした。 ――♪~♪~♪――… 「なんか、ラッパの音だあ!!何かあるのかな?」 笑香はラッパの音が聞こえた方向に向かって走リ出した。 「それにしてもっ…ここは一体どこっ?」 笑香よりもはるかに大きな花の間を通り抜けながら、ひたすら走っていくと、ラッパの音の出発点は・・・・・ ――――――学校ッ!!?