だからこそ、私は足を閉じる筋肉にギュっと力を入れた。 その力をこじ開けようとして、アキラの手が猛々しく私に触れる。 私は、アキラの首元に絡みつくようにしてアキラの動きを制限すると、今度はアキラの方が私にしがみついて深呼吸を繰り返した。 アキラの匂いが私を擽る。 思わず、言葉が漏れた・・・・・・。