~~~アキラside~~~ オレの理性が ふっ・・・ と飛びそうになると、クミちゃんの体に緊張が走る。 そんな力の感覚を感じながらも、本能と理性との狭間で、オレは心地よく漂っていたのだと思う。 彼女の表情を盗み見るように、そっと覗く。 クミちゃんはとても穏やかな笑顔で、オレのことを見ていた。 その彼女の潤んだ瞳をみて、ドキっとする。 なんで好きな女を素直に抱くことができないんだ・・・。 今のオレはどんな表情をしているんだろう・・・。