~~~クミside~~~ 終わりがはっきりと見えて、悲しいと感じるかと思ったけれど、そうではなかった。 事実・・・ 現実を感じることはできたのだけど、だからこそ今という時を大切にしなきゃならないと思えたんだ。 大通りから少し外れた、海の側で車を停める。 今夜も星はとてもきれいで、そんな空の元、二人きりの世界が広がっていく。