それは恋愛ではなく友情に近い感情なんだとそんな風にも思っていた。 いやそう思い込もうとしていたんだ・・・。 BBB。クミちゃんからだ。 メールを返信するのに・・・そんなことをずっと迷いながら言葉を捜していた。 けれどうまく見つからなくて、返信はできなかった。 しばらくすると、ぽつぽつと雨が降ってきた。 現場の様子を見るため、携帯を机の上に置くと重い腰を持ち上げた。