この楽しい時間に終止符を打つのはイヤだって、心が叫んでたのに・・・。 「帰ろうか・・・。」 私らしくないセリフが口をついて出ていた。 家まではものの3分といった所だろうか・・・。 送り届けてもらったんだけれど、そこに停車してまた話し込んでしまう私達。 アキラの人柄に触れて、抑えきれない想いが溢れた途端・・・ アキラの唇に自分の唇をそっと重ねてしまったんだ。