ついに西村に告白する 学級レクレーションの日がやってきた (昨日、全っ然寝れなかった…) 「実花~大丈夫ー?」 電車に揺られながら えりちゃんがあたしの 目の前で手を振る 「う~ん…全然寝れなかったから今眠気が…」 あたしは目をこすりながら言った 「あらら…でも西村見たらばっちり目が覚めると思うよ」 「もう~…えりちゃん~…」 「はいはい、頑張って~ほらいくよ」 えりちゃんはあたしの手を引っ張った あたし達は立ち上がり 電車を降りた 電車はもう海についていた