あたしはいつの間にか 非常階段にいた 「実花…」 えりちゃんはあたしを 追いかけてきていた ぎゅっ えりちゃんはあたしの手を握った 「実花、今苦しいんだよね…痛いよね」 あたしの涙は止まることを知らない 「と、友達になろ…うって言って…くれ…たのに」