その言葉であたしの顔が
赤くなっていくのが分かった


「なっ…なに言ってんの?!」

バシッ


あたしは赤くなった顔をごまかすように
西村の肩をおもいっきり叩いた



「痛ってぇ!そんな叩くことないだろーがぁ」


「え、いや…ごめん
だって変なこと言うから…」

少しあたしはうつむいた


「ははっ悪い悪い、」

西村は苦笑いをする


「そーいえば…鞄、持ってきたよ」


西村に手に持っていたカバンを渡す

「おっサンキュー」



あたしの赤くなった顔は
夕日で隠れた…