気付いたらもう周りは暗くなっていて 街灯がついていた 「じゃあ、あたしこっちだから」 「おぅ、じゃあな」 自分の家の方向に歩きだした 「…中山!」 振りかえるとさっき別れたところで 西村が立ち止まって こっちを見ている 「俺はお前はお前らしくやれば いいんだと思う 上手く言えねぇけど… 上手く答えられなくってもそれでもいいじゃん!また次頑張ればいいんだよ」