ガタンゴトン―― あたし達は電車にゆられ 海に向かっている 「それにしてもびっくりしたよな~あの二人が付き合うとは…」 「嬉しくないの~?それに啓太くんに協力してたじゃん」 「いや、付き合うまでいくとは…」 「うわ~最低ー…」 「だって啓太は有馬のタイプじゃなさそうじゃね?」 (まぁえりちゃんはあなたが好きでしたけども…)