この一人で帰っている自分の姿が 情けなく感じていた 帰る人がいないの? 誰かにそう言われている気がしていて… 「なにしてんだよっ」 頭に手がのっていた 「へ?」 西村だ 「いやぼーっとしてたから」 「あ、いや別に…」 よく見ると西村は サッカーのユニフォームを着ていた