「ごめん…心配かけたくなくて、言えなかった…あの時の実花の気持ちが分かった」 あたしは横に首を振った 「あたしこそなにもしてあげられなくてごめんなさい…」 「なんでお前が謝るんだよ…ありがとな」 そう言って髪をなでてくれた