するとえりちゃんが奥で
花火の片付けをしているのを見つけた



あたしはすぐに駆け寄り


えりちゃんに耳元で
付き合うことを報告した



えりちゃんはすごい喜んでくれて


あたし達は抱き合った


そして泣いてくれた





でも…


その涙にはえりちゃんの色々な思いが
つまっていた涙だとは


まだこの時は知らなかった