「に、西村…」 (やばっ…声が裏返った…!) 「ん?」 (気づかれなかった…) しゃがみこんでいる西村は 立っているあたしを上目使いで見てくる 「いや、あのさ…えっと」 「なんだよっ」 「飲み物買いにいかない…?」 「は?」 西村は少しびっくりした表情をしている 「えりちゃんは話してるし、一人で行くの怖いし…」 (普通に話があるって言えばよかった…今さら後悔…)