「私の名は……魅花。」





私の中の誰かは、私の唇を動かした後、消えた。







ガクン――――!








私は膝に力が入らなくて、崩れるように倒れた。













あぁ、レオンの攻撃を止めた腕……痛いや。











そして、真っ暗な闇に、意識を預けた。