ダンッ――!






凄い音と共にリュオさんがいきなり壁にぶつかった。







「やめろ、レオン……ッ」






リュオさんは、まっすぐレオンを見つめていた。



私はレオンの顔を覗き込んだ。





瞳が紅く光っている。






縛術……!