【あ、でも……覚醒した時じゃないと駄目よ?】 「覚醒って……もうしてるじゃん」 私は右手の、手の甲に浮かんだアザを左手の人差し指でなぞった。 【あぁ、それは覚醒ができる証。 覚醒とは、私が水樹の体を借りる事。 解放とは、私と水樹が力を合わせること】 皆とはちょっと違うのよ、とお母さんは笑った。