だが、まだ夕方なので眠れる筈もなく、仕方なく瞼を開いた。 まぁ、瞼を開けても閉じても、真っ暗なのは変わらないのだけれど。 「真っ暗…………」 その一言も、闇に吸い込まれていった。 ――――――孤独。 1人だけって、こんなに寂しかったっけ? こんなに寂しいなら、リュオさんの部屋に居ればよかったかな。