+†ヴァンパイアと紅いアザ†+













シャオランさんは、いきなり部屋を飛び出した。









私もそれに続こうとする。









「水樹、俺も……行く」







段々、息が整いつつあるレオンは、私の腕を掴んだ。









「うん」









私は小さく頷くと、逆にレオンの腕を引っ張って、部屋を出た。