【レオンside】
異空間からの出口、間違えて天井につくったなんて、水樹には言えないな……。
俺は廊下を歩きながら、考えていた。
「ま、言わなくていいよな」
そんな事を呟いていると、
水樹の上に落ちたのを思い出した。
さっきの事が頭の中で、フラッシュバックする。
水樹の白い肌、栗色の髪が揺れるのまで鮮明憶えている。
俺はその考えを振り払うように、首を振った。
事故、あれは事故だったんだ。
それなのに、
――――嬉しいと思ってしまう。
異空間からの出口、間違えて天井につくったなんて、水樹には言えないな……。
俺は廊下を歩きながら、考えていた。
「ま、言わなくていいよな」
そんな事を呟いていると、
水樹の上に落ちたのを思い出した。
さっきの事が頭の中で、フラッシュバックする。
水樹の白い肌、栗色の髪が揺れるのまで鮮明憶えている。
俺はその考えを振り払うように、首を振った。
事故、あれは事故だったんだ。
それなのに、
――――嬉しいと思ってしまう。

