ネウロを倒すんだ。 たとえ、魔界の王だとしても。 それがどんなに無謀で馬鹿げた事かも、知ってる。 でも、兄さんを殺したアイツを、許すほうが馬鹿げている。 「――――兄さん」 頭に浮かぶのは、幼い笑顔をした兄さん。 兄さんの時は、あんなに幼い時に止まってしまった。 ――――許さない。