「馬鹿だな」 そういうと、レオンは手に小さく黄色い閃光を出した。 まっ、まさか、壊すんじゃ――――。 「まっ、ちょっと待った、待った!」 レオンは必死に叫ぶ私をチラッと笑顔で見ると、またドアのほうに向いた。