+†ヴァンパイアと紅いアザ†+






「馬鹿だな」





そういうと、レオンは手に小さく黄色い閃光を出した。





まっ、まさか、壊すんじゃ――――。





「まっ、ちょっと待った、待った!」





レオンは必死に叫ぶ私をチラッと笑顔で見ると、またドアのほうに向いた。