案内して欲しい、っていうのが嘘だってばれたかな? そういえばレオンは心が読めるんだから、シャオランも読めるのかな? 「では、行きましょうか」 あっさりシャオランさんはそういうと、ドアの方に歩きだした。 ばれて……ないっぽい。 私は胸を撫で下ろすと、シャオランさんの後を追った。