「はーづきっ!一人で何やってんのよ~!!まじしらけてないで、こっちで楽しもーよー!!」


過去のことを想っていたら、後ろから肩を叩かれた。


泥酔した真衣だ。


「ちょっと真衣、飲み過ぎだよ」

「んな事無いよ~ん。真衣これっっぽっちしか、飲ーんでにゃーいしー(笑)」


そう言いながら、真衣はおぼつかない足取りで焼酎をぐぐぐっと飲み干した。


「もう、明日バイト行けなくなっても変わってやんないからね。知らないよあたし!」

「だいじょーぶだよーん」



あたしと真衣は、大学に入学した時から同居をしている。

そして毎週同じCDショップでバイトもしているのだ。