「さささささっ!!西園寺ぃ!!!」
馬鹿みたいにテレビを指さした。
(始めて見た!テレビに写った西園寺…じゃなくてAOI、、?)
メインの生徒役ではないけれど、ちらっ、ちらっとたまに写っている。
ちゃっかり残りを見終え、改めて西園寺が芸能人だということを思い知らされた。
気付くと時間は4時を過ぎていた。
「そろそろ支度しようかな…」
まだパジャマ姿だったあたしは立ち上がった。
シャワーを浴びて、とりあえずバスローブを着る。
ほとんど使ったことのないバッグポーチを、クローゼットの奥から取り出した。
「あったー…エルメス!?これエルメスだったのか!!」
その小さなバッグポーチの中に必要なものを入れる。
次は着ていく服を選ぶ。
「何着ていこう…」
カジュアル過ぎてもだめだし、かといって変に気合を入れすぎてもおかしい。
「これ…かな」
あたしは薄いピンクのショートドレスを選んだ。
裾には花柄の黒い生地、その下にはレース生地がついているもの。
亡くなった母が高校を卒業する少し前に買ってくれたもの。
馬鹿みたいにテレビを指さした。
(始めて見た!テレビに写った西園寺…じゃなくてAOI、、?)
メインの生徒役ではないけれど、ちらっ、ちらっとたまに写っている。
ちゃっかり残りを見終え、改めて西園寺が芸能人だということを思い知らされた。
気付くと時間は4時を過ぎていた。
「そろそろ支度しようかな…」
まだパジャマ姿だったあたしは立ち上がった。
シャワーを浴びて、とりあえずバスローブを着る。
ほとんど使ったことのないバッグポーチを、クローゼットの奥から取り出した。
「あったー…エルメス!?これエルメスだったのか!!」
その小さなバッグポーチの中に必要なものを入れる。
次は着ていく服を選ぶ。
「何着ていこう…」
カジュアル過ぎてもだめだし、かといって変に気合を入れすぎてもおかしい。
「これ…かな」
あたしは薄いピンクのショートドレスを選んだ。
裾には花柄の黒い生地、その下にはレース生地がついているもの。
亡くなった母が高校を卒業する少し前に買ってくれたもの。
