☆三つ星☆

「はい。おしまい。今日も特に異常なしだね。」
言いながら、頭を撫でる。

「ありがとうございました。」
と言って診察室を後にする。

ドアに手をかける直前に見た佐藤の瞳は、やはりどこか寂しげで、早苗の心をギュッと締め付けた。