☆三つ星☆

ほどなくして、看護婦に名前を呼ばれ、診察室に呼ばれる。

やはり、ドアを開け佐藤先生の表情を見るのは緊張するが、それでも今日は少し気分が軽かった。

ドアを開け佐藤先生を見る。

今日もやっぱりいつもの笑顔だった。

早苗の大好きな、彼の笑顔だった。

でも、やっぱりその瞳はどこか寂しげではあったのだけれど。