「小豆に対する生徒会書記の態度は、やっぱり気にくわない。」

「ましゅまろ〜、おちついてッ!!」


今日は委員会がありました。


最近、花草先輩に注意されてばかり…。

仕事の飲み込みが遅い私は、先輩をイライラさせてしまうみたいなんです。


ましゅまろは、明らかに嫌がらせって言ってるけど…。


「織原…小豆さん?ちょっと、お時間よろしいかしら??」


部屋を出ていく私に、花草先輩が言いました。


「はい…??大丈夫ですよ。」


ましゅまろの方を見ると、呆れた目で先輩を見ていました。









──…なんで?

今日は私、失敗してないハズなんだけどな??


そんな思いを抱え、私は先輩についていきました。