学級委員になってしましましたぁ〜…。


だから、私は人前出るの嫌なのに…。


ましゅまろが一緒にやってくれるから、まだいいんですけど…。



「「失礼します。」」


ましゅまろと2人で学級委員会の行われる生徒会室に入りました。


「奥から順に、1組から座ってください。」


女の子の生徒会役員さんに言われて、私達は席に着きました。


「なんか緊張だね…。」

「そうか??」


しれっとする頼もしいましゅまろ…。

私はヘマしないか、気が張るばかりです…。


しばらくして、すべてのクラスの学級委員が集まると、奥の執務室から香坂先輩が出てきました。


「香坂様。」

「晃様もいるわ。」

「沙羅様も美しいわ。」


あたりの生徒がざわめきました。


「これから学級委員会を始めます。」


香坂先輩の低い声が響き渡り、委員会は開始されました。