「嬢ちゃん、何かあったら護ってやるよ。コイツよりも頼りになるぜ」 「ありがとうございます」 バルツさんはまた馬車を引いて、山奥に戻っていった。 「…姫、あいつの手を借りるのですか」 「あー…まぁいつか?」 「…そうですか」 無意識に言った言葉、 それからバルツさんを見たことないですが…