これは流れに任せよう。
勝手にそう思いこみとりあえず目をつぶっておく。
自分が傷つくところなんてみたくないからね。
そんな時。
ゴウンって音とアギャギャって叫び声みたいな音がした。
なっ、何事?
そーっと目を開けるとそこにはあたしを守るかのように立つ赤井君の姿があった。
「ヒカリ! お前には能力あるんだろう? それならそこで立ち尽くしてないで能力使えよ」
赤井君は影を一瞥しながらあたしに軽口を叩く。
うわっ! それを今ピンチだった人に言いますか?
赤井君の言葉にムッとしながら口を尖らせる。
「能力使えってまともに使ったことないのに使えるわけないでしょ!」
あたしの発言に赤井君は『何言ってんだ? こいつ』みたいな顔をする。
何よ! 使えないのに使えないって言って何が悪いのよ!
「じゃあ、お前のその背中に生えてるのはなんだよ?」
「へっ?」
そういえばさっきから背中に熱い物があったような…
そう思いながら後ろを振り向くと、
そこにはキラキラ光る翼があった…
勝手にそう思いこみとりあえず目をつぶっておく。
自分が傷つくところなんてみたくないからね。
そんな時。
ゴウンって音とアギャギャって叫び声みたいな音がした。
なっ、何事?
そーっと目を開けるとそこにはあたしを守るかのように立つ赤井君の姿があった。
「ヒカリ! お前には能力あるんだろう? それならそこで立ち尽くしてないで能力使えよ」
赤井君は影を一瞥しながらあたしに軽口を叩く。
うわっ! それを今ピンチだった人に言いますか?
赤井君の言葉にムッとしながら口を尖らせる。
「能力使えってまともに使ったことないのに使えるわけないでしょ!」
あたしの発言に赤井君は『何言ってんだ? こいつ』みたいな顔をする。
何よ! 使えないのに使えないって言って何が悪いのよ!
「じゃあ、お前のその背中に生えてるのはなんだよ?」
「へっ?」
そういえばさっきから背中に熱い物があったような…
そう思いながら後ろを振り向くと、
そこにはキラキラ光る翼があった…

