男性のあっと言う呟きが聞こえる。 私はと言うと、口を閉める事が出来ないためパクパクとまるで餌を貰った鯉みたいになるしかなかった。 私が固まっていると、前からは 「あの時の求人娘」 という言葉が聞こえ、後ろからは 「増田さん、3番テーブルお願い」 という言葉が聞こえた。 私にとって男性も気になるところではあるが、バイト中なだけに話している時間など無い。 私は振り返り、同じ店員に了解の意を伝えると3番テーブルへと向かう。 しっかりと男性達にごゆっくりと声をかけてから。