カクカクジカジカと音が聞こえそうな仕草で私は景に先程あった出来事を話す。 オアシスを美男子と奪い合い、若干口論になったこと。 けれど見ず知らずの人が最終的にオアシスを持っていってしまったこと。 そしてその様子を沢山の人達に見られていたこと。 話している間も恥ずかしくて、顔が火に包まれたようだった。