熱で潤んだ目で、美吉が僕を見上げた。 ・・僕のリミッターが外れることを、 美吉は無意識にする。 「・・ほのかが悪いからね」 「・・え・・?」 ・・・大輝君のこんな顔、初めて見た・・。 「後悔しても・・・知らないから」 僕は水と薬を口に入れた。 そして、 「・・・っ!」 美吉の唇を、自分の唇で塞いだ。