少しの沈黙の後。
「・・・・うん」
「ぇ?」
目の前のほのかがうなずいた。
「大輝君なら・・いいよ・・?」
「━・・っ!!?」
まさかの答えに僕は手を滑らせそうになった。
あ・・、あぶな・・っ!!!
・・って!!
「・・美吉、それ意味わかってんの・・」
美吉から距離をおいて座ると、
「?うん」
眠たげな瞳でほのかが答えた。
即答ですか・・・。
・・なんか逆にこっちが恥ずかしくなってきた。
これなら飲むだろうって思ったんだけど・・。
ってか美吉、
熱出てるからよくわかってないんだろーな・・・。
「はー」とため息の大輝。
期待していいのやら呆れるところなのやら。

