ななななななななななな、
何で、美吉がっ!!ココにッ!!??
「・・っ」
僕は激しく動揺していて、その言葉を
喉から出せずに口をパクパクさせていた。
すると、さっきからケータイを
いじっていた美吉が、その画面を
僕に楽しげに見せてきた。
「ほら、大輝君の寝顔♪」
・・・・・そこには、スヤスヤと
呑気に寝顔をさらしている僕の写真。
「なっ、いいいつの間にっ!!?」
僕の顔がドカァッと赤くなった瞬間、
+*.ピロリロリン♪.*+
目の前がいきなり光った。
「・・・・美吉・・・?」
僕が目をチカチカさせながら聞くと、
「へっへ~、テレ顔も~らいっ!!」
彼女はイタズラっぽく笑った。

