━・昼休み・━



今日も、待ちに待った昼休みがきた。


僕・浩太・湊のいつものメンバーは、
教室で弁当を食べていた。



「あぁあっ!!大輝テメェ、
 いつの間に俺のハンバーグを・・っ!」


「ごっちぃ~」



涙目の浩太に僕が笑いかけて、
湊が口を開いた。


「なぁ、大輝。
 いつの間に美吉と仲良くなったんだ?」


「思った!!
 ほらほら、薄情しろよっ☆」



問い詰めてくる2人をうまくかわし、
僕は笑った。





        「内緒」





教えるわけにはいかない。

だって、美吉との約束なんだ・・。


それに、秘密にしておきたい。
僕と、美吉だけの秘密に。


教えてやるもんか。





「何だよケチッ!!大輝のアホちん!」

「・・・・・・・・・・」



しかしまぁ、浩太は学習しないとゆうか。



「ウゼェよっ☆」


「う・・っ!!
 昼メシ出る・・っっ!!!!」


本日2度目の腹パンチを贈った。