僕と彼女のウラ事情



そんなこんなで午後の授業が始まった。





相変わらず外は青い空に、入道雲。



セミの懸命に泣く声が、



冷房の効いた教室へ響いてくる。





・・・何であんな捨てゼリフ吐いちゃったんだろう・・・。





そんな中、ほのかはズーンと落ち込んでいた。




何?!別にそんなんじゃないって!!


ツンデレかッ!!ツンデレかもうバカー!!




でも、ホント来てくれたのは嬉しかったし、




昨日の、キスだって・・・・・。






全然、嫌じゃなかったのに。







私は・・・・むしろ・・・







そこまで思って、急にその時の感触を思い出して。



「・・・・~~っ!!」



恥ずかしさとドキドキで顔を覆って悶えた。