僕と彼女のウラ事情





「・・・・・」


「・・・・・」




む、無言だよ・・・!!!



しばらく驚いてガン見していた2人。



先に視線をはずしたのはほのかだった。




そしてガーンと落ち込む大輝。






ほのかが自販機にお金を入れて、



ボタンを押した瞬間。







「━・・ねぇ」









壁にもたれたまま、大輝が声をかけた。






少し驚いた顔で振り向くほのか。








静かになった空間に、




ジュースの落ちる音が響いた。