僕と彼女のウラ事情




「・・っべ、別に・・いいだろ」



唇をとがらせて言う僕に、



浩太が更に傷をえぐった。



「あー!確かに!!
 今までだったら来てたよな、絶対。

 ・・・何か嫌われることしたの??」







      グッサーッ!!!





 ・ひろきは95のダメージを受けた!
  
      残りのHP・5




こ・・・心当たりがありすぎる・・




食堂のテーブルにひたいを乗せて、


ドーンと落ち込む大輝。





「このために学校に来たのにネー」


グサッ


「美吉に無視されてカワイソー」


ドスッ



容赦なく刺さる言葉たち。




「・・・っう、うるっさいわバカーッ!!」



ホントに嫌われてるように思えてきて、


・・ちょっと涙目になった。