「大輝君っ!!」



「はっ、はいー?」



耳をキーンとさせた僕に、



彼女はなにやら興奮気味に言う。






「思い出したっ!!!」










「・・・・・・・・・・・・・・え?」










瞬間、変な汗が噴き出た。




「えぇっと、大輝君が家まで送ってくれたんだよね?

 それで・・家でも看病とかしてくれて・・」





「や、ちょっと待って美吉・・!!」






━・・マズイ!!!非常にマズイ!!!



ここから先わあ・・・っ!!!



「確か・・私が薬嫌ってわがまま言ったんだよね、ごめんね。
 
 それで・・・・・・・・・・・



 ・・・・・・・・・・・・ぁ」


美吉が沈黙した。



あああぁぁぁああー・・・・