【短】Through バレンタイン




私はこれからも、変われずに生きていくのだろうか……?



また未来に、この瞬間を後悔するの?



あのとき、チョコをあげていれば、少しは変わっていたのかも…と。





どちらにしても、もう神楽とは話せない。



もう…


あの声は聞けない。


もう…


どんな声だったかでさえ、思い出せない。




せめて……もう一度…


あの声で、笑ってくれたなら…



私は――




















「それ、くれねぇの?」